Wer’s glaubt, wird selig
バイエルン州の小さな村を舞台にした地方映画
直訳は「信じる者は神の恵みを受ける」。バイエルン州で数々の映画を撮っている
マルクス H. ローゼンミュラー(Marcus H. Rosenmüller)監督の最新作がDVDとして登場!
かつてはスキーで有名だったホラーバッハ(Hollerbach)も今では観光客を
寄せ付けない廃れた村。仕事も夫婦関係もうまくいっていないゲオルグは
悩んでいた。そんな時に毎日欠かさず神に祈っている姑が十字架に頭を打ち、
亡くなる。そこでゲオルグはあることをひらめく。
「この信仰深い姑を聖人にして村を一気に有名にしよう!」
ドイツ人でも考えられないことに挑戦するゲオルグとその仲間たち(村を愛する警官、
教師、食料品店店主、義妹など)の行動は無理があるが、おもしろい!
ボケ役の教師が変なことを言うともう一人が「お前が先生になれたことが
俺にとっては奇跡だよ。」とののしる。バイエルン州では特に男性の間で
相手をバカにする発言をするが、それは失礼ではなく爆笑につながる。
そんな地方特有のユーモアセンスも学べるこの映画は見どころあり。
残念ながらDVDはすべてドイツ語。バイエルン方言と標準ドイツ語を選べる
設定になっている。6歳から観賞可能、難しくない内容のコメディーだから
ドイツ語の勉強にも適しているかも?!
クレジットカードは海外旅行には欠かせないもの。現地通貨を十分用意していたとしても、念のために持っていた方が安心します。ドイツ旅行に関していえば、ドイツはクレジットカード社会ではありません。