テロ事件と共に強まる反イスラム主義

昨日は待ちに待った金曜日だから夜更かしをしました。友人とレバノン料理を食べに行き、ベッドでドラマ「偽装の夫婦」を見てからフェイスブックをチェックすると、フランス在住の友人がパリのテロ事件について書いている・・・

「え?いつの話?」と驚きながらドイツの新聞Zeitオンライン版を開くと、現在進行形で多くのパリ市民がテロ事件に巻き込まれている。初めは「死者35人」と書かれていたタイトルも時間の経過と共にみるみる変わっていきました。隣の国で今、無差別に人が殺されていることを考えるとぞっとしました。


だってこのテロ事件、イスラム系の移民が多いパリだから起きたとは言い切れません。

ドイツにも事件を起こそうとするテロリストは存在します。それは幸い、事前に防がれています。


私達はどこかでテロ事件が起きる度に大切な人達と自分の身の危険を感じ、見えない・知らない者に脅かされるようになります。それ以外にテロ事件の副作用として反イスラム主義者が増えてしまうことも問題です。

日本にいれば反イスラム主義者とは少し疎遠でしょうが、ドイツでは去年からペギーダ(Pegida)という団体が各地でデモを始めるようになりました。ペギーダの思想を簡単に説明すると「キリスト教が主体のドイツにイスラム教が混ざってほしくない」という考えを持っています。だから、シリアなどから来る難民の受け入れにも強く反対しています。


ここで危ないのはイスラム教関連のテロ事件が起こると、テロリストではない難民と既にドイツに住んでいるイスラム教の人々が差別を受けやすくなってしまうことです。


私の好きなジャズバーの店長は普段、来月のプログラムを紹介するニュースレターを送るのですが、この前のニュースレターは音楽とは関係なく、難民についてこんなことが書かれていました。


"Der einzige Unterschied zwischen mir und einem Flüchtling ist der: Ich hatte das Glück, hier in München geboren zu werden. Und nicht in Mogadischu, in Palmyra, in Gaza oder ... . Ich habe den "Hauptgewinn" gezogen, habe das aber weder "verdient", noch habe ich etwas dafür getan - es ist einfach so passiert."


(私と難民には一つだけ違いがある:私は幸運に恵まれ、モガディシュでも、パルミラでも、ガザでも他でもなく、ミュンヘンで生まれることができた。私は「一等賞」を引くことができたけれど、この賞にふさわしいわけでもないし、そのために何かしたわけではない。これは自然に起きたことだ。)


So wahr (=その通り)と思える内容でした。


今回の事件で大切な人を亡くした人も、イスラム国から逃げてきた難民も、テロリストの目的地で暮らしている私達も、安心して、仲良く暮らせる未来が早く訪れますように。

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