ドイツ語の裏技講座

 

ドイツ人と話していて、言っていることは話の内容から推測できるけれど、知らない口語表現や言葉のニュアンスに出会ったことはありませんか?「ドイツ語の裏技講座」では公式の教科書に載っていないような単語や言い回しを解釈いたします。

講座内容に関して質問もしくは取り上げてほしい表現や単語がある方はお問い合わせフォームからご連絡ください。

 

 

c flickr/Dan Dvorscak
c flickr/Dan Dvorscak

Nr. 39  だらだらする、暇を潰すの言い方

 

お休みの日、病気になった時、特にやることもなく、気力もない時は誰でもベッドやソファでだらだらしながら、暇を潰しますよね。

ドイツ語では話し言葉でこういう事態をgammeln(ガッメルン)と言います。

 

例)

Blöderweise bin ich im Urlaubsort krank geworden und kann nur im Hotelzimmer gammeln.

(うかつにも旅先で病気にかかってしまい、ホテルの部屋で暇つぶしするしかない。)

 

Gammel nicht rum, hilf mir lieber!

(だらだらしてないで、手伝って!)

 

最後のGammel nicht rumはherumgammelnという単語の命令形です。口語ではよくherumのheが

省略され、rumとだけ言います。

herumは「身の回り、そのあたり、くるっと」など何かの周辺を表す副詞です。

動作を表す動詞とくっつくこともあり、herumgammelnの場合は「その辺りでだらだらする」という

意味になります。

 

他にも

herumgehen

herumlaufen

herumfahren

など歩く、走る、運転する等動作を示す動詞に合わせることができます。

 

Nr.38 おおよその言い方

 

先月、冬の運動不足を解消するためクロストレーナーを買い

ました。値段の相場が分からず、値札がついていなかったので

店員さんに

 

Können Sie mir eine Hausnummer nennen?

 

と聞きました。

 

Hausnummerとは普通、家の番号ですが「おおよその値」という意味もあり、値段に限らず、大きさや数量にも使えます。Hausnummer に付く動詞はnennen(名づける、言及する)です。

 

例)

Wie viele Gäste erwarten Sie zur Hochzeit? Nennen Sie mir bitte eine Hausnummer.

結婚式には何人の来客を予測していますか?おおよその人数を教えてください。

©flickr/1024greenstreet
©flickr/1024greenstreet

Nr.37  絨毯の下に秘密を隠す?

 

2017年が明けました。去年までの自分を振り返って

「今年は〇〇な自分になりたいなー」

「去年の失敗は二度としないぞ!」

と思うことは誰にでもあるはず。

 

2017年最初の「ドイツ語の裏技講座」では過去の失態や

嫌なことを隠す表現をお伝えします!

 

この表現でまず必要な語彙は

絨毯      der Teppich

掃く  kehren

です。

 

それはドイツ語で「失敗・悪事などを秘密にする、隠す」ことを

unter den Teppich kehren (=絨毯の下に掃く)

と言うからです。

 

例文:

Meine schlechte Schulnoten möchte ich am liebsten unter den Teppich kehren.

(自分の悪い成績表はできれば秘密にしたい。)

 

Zwischenmenschliche Probleme am Arbeitsplatz sollte man nicht unter den Teppich kehren.

(職場での人間関係の問題は隠すべきではない。)

 

注意点

・隠したい事柄・物は4格に変わります。

・unter(下)という前置詞の後にはよく3格支配の名詞が続きますが、この場合、「絨毯の下に掃く」という移動を表現しているので、unter dem ではなく、unter den Teppichと言います。 

©flickr/VanessaC
©flickr/VanessaC

Nr.36  物が壊れたら何て言いますか?

 

・・・タイトルの答え方は色々あります。まず、一番簡単な

言い方は

Mein Handy ist kaputt.

(kaputt=壊れた)

 

kaputtは便利な単語で、自分が疲れ果てた時も

Ich bin kaputt.

(直訳:私は壊れた)

と言うことができます。

 

それでは

Mein Handy hat den Geist aufgegeben.

という表現はご存知ですか?

 

der Geist=魂、精神、霊

aufgeben=諦める、放棄する、見放す

 

直訳は「私の携帯電話は魂を放棄しました。」になります。

これも壊れたことを代弁する慣用句です。

この文の場合、もう壊れたこと(過去)を語っているので、動詞のaufgebenは現在完了形のhat aufgegebenに変化します。

 

もし、携帯が壊れかけている最中(どんな時でしょうね・・・音はするが、スクリーンに何も映らない時?笑)なら現在形で

Mein Handy gibt den Geist auf.

と言えるでしょう。

 

他にもいくつか例文を紹介します。

 

Die Waschmaschine funktioniert nicht mehr. Sie hat den Geist aufgegeben.

(洗濯機がもう動かないよ。壊れたんだね。)

 

Dein PC scheint den Geist aufzugeben. Hast du irgendwo die Daten gespeichert?

(君のパソコンは壊れてかけているようだね。データはどこかに保存したの?)


Nr.35 ありとあらゆること

 

ドイツ語にはいくつか「神」(Gott)を用いた表現があります。最も多いのが"Grüß Gott."ー主に南ドイツやオーストリアで"Guten Tag."(今日は)代わりに言う挨拶です。

他にも私がおもしろいと思う表現は、

 

über Gott und die Welt reden

 

です。

 

直訳は「神(Gott)と世界(Welt)について話す」。実際の意味は専門的なことではなく、一般的な世間話をすることを意味します。まとめて言えば「なんでもかんでも・ありとあらゆることについて話す」ということです。

 

会話例:

Tom:Ich habe gestern mit meinen Eltern telefoniert.(昨日、両親と電話で話したよ。)

Anna: Schön. Worüber habt ihr gesprochen?(よかったね。何について話したの?)

Tom: Ach, wir haben über Gott und die Welt geredet. (ああ、ありとあらゆることについてしゃべったよ。)

 

ところで、「話す」はsprechenともredenとも言いますが、über Gott und die Welt sprechenとは言いませんので、ご注意ください。

 

この二つの単語の違いを簡単に説明します。

<sprechenの特徴>

1. 相手を意識せず、自分が話す・発言する時に用いる。(聞き手がいない場合、大勢の人の前で話す場合。)

例:Ich spreche mit mir selbst.(私は自分と話しています=独り言を言っています。)

 

2.redenよりもフォーマルな役割を果たす。上記のTomとAnnaの会話で”Worüber habt ihr gesprochen?”とありますが、これはüber etwas sprechen(~について話す)の応用であり、

über etwas redenより丁寧なニュアンスになります。

 

3. sprechenは英語のspeakに当たります。

 

<redenの特徴>

1.2人以上で話す時に対して用いる。

例:Sie redet sehr viel.(彼女はたくさん話す。)

Kannst du etwas lauter reden?(少し大きな声で話してくれませんか?)

 

2.redenは英語のtalkに当たります。

Nr.34 恋人と友人の区別の仕方

 

「紹介します。彼氏の○○です。」

例えば、友人との集まりで恋人を連れて行く際、日本語では「彼氏・彼女・恋人・付き合っている人」などと言えば、相手と恋愛関係にあることを周りにすぐに理解してもらいます。

しかし、ドイツ語で紹介する場合は言い方に気を付けないと誤解を招く可能性があります。

 

まず、基本的な語彙の意味から説明します。

der Freund=男友達

die Freundin=女友達

 

ただ、彼氏・彼女もややこしいことにFreund・Freundinと言います。

それでは、友達関係と恋愛関係の区別をどうするのか。

彼氏・彼女について話す時、ドイツ人はmein Freund・meine Freundinと言います。

「私の」(mein・meine)と強調することにより、相手がただの友達ではなく、恋人だと言うことが示されるのです。

 

例)Heute kocht meine Freundin für mich.

今日は彼女が私のために料理をしてくれます。

 

それでは普通の友達のことはなんて言うのか。

架空の友人Antonを例に、色々な言い回しを紹介しましょう。

 

まず、Antonのことを知らない人の前では

Anton ist ein Freund von mir.

と言えば、恋人だと誤解されることはありません。

ein Freund von mirは直訳すれば「私の一人の友達」。「数ある友達の一人」という意味合いでFreundの前にはeinが付きます。(女友達の場合はeine Freundin von mir

 

または、Antonとの関係を職業などに絡めて、

Anton ist mein Kollege. (同僚)

Anton ist mein Studien/Schulfreund.(大学・学校の同級生)

Anton ist mein Nachbar.(隣人)

と伝えることもできます。

 

逆に質問する場合も表現に気を付ける必要があります。

ここでは私が過去にした実際のミスを紹介します。

 

私:Thomas, ist Maria deine Freundin?

T:Maria ist nicht meine Freundin. Wir sind nur befreundet.

 

この時、私はドイツの大学に入ったばかりで、Thomasというチューター(キャンパスの案内やカリキュラムの組み方のアドバイスなどをしてくれる同じ学科の学生)がいました。彼はマリアという別のチューターとよく行動していたので、チューターの間柄だけでなく友達なのかと思い、聞いてみたら、deine Freundin(あなたの友達)と言ってしまったため、トーマスは「マリアは彼女ですか?」と理解し、「彼女ではありません」という回答が返ってきました。回答の最後の文「Wir sind nur befreundet」は「私たちはただの友達です」という意味です。

 

つまり、Freund・Freundinの前にein(e)・mein(e)・dein(e)のどちらを付けるのはを気をしないといけません。ただ、幸い恋人の言い方は他にもあるので、最後に並べます。

 

相手と真剣なお付き合いをしていて、家族同然の場合:

・der Lebenspartner/die Lebenspartnerin

・der Lebensgefährte/die Lebensgefährtin

 

こんな面白い比喩もありますよ!

・meine zweite Hälfte (私のもう片方(=2つめ)の半身)

Nr.33  性格別に人間を動物に例える

 

第12回で鳥を人に例えたように、ドイツ語ではまだまだ他の動物で人を表現することができます。

それもその人の性格や雰囲気に合わせて「あの人は○○(動物名)だ!」と言えることができます。

良い意味でも、悪い意味でもが(笑)

 

 

1)ねずみ die Maus

 

第22回でも少し触れましたが、die Mausだけだと恋人や子供を呼ぶ時の愛称として使えます。

また、形容詞を当てはめることで別の意味も含ませることができます。

 

例えば

何か不運なことに遭遇した人に対し

Ach, du arme Maus!

(arm=かわいそう。他に「貧しい」という意味もあります。)

 

またとてもかわいい子供に対し、こうも言えます。

Du bist so eine süße Maus!

(süß=かわいい。他に「甘い」という意味もあります。)

 

 

2)きつね der Fuchs

 

ドイツ語ではきつねは賢さの象徴!しかし「ずる」賢いとも取ることができるので

Du bist ein Fuchs!

と言われたら、どういう意味で言われたのが考えてみてください(笑)

 

 

3)蛇 die Schlange

 

蛇はドイツ語では明らかにネガティブな表現です。蛇=陰険な女性です。

例えば玉の輿や遺産を狙っている女性のことを

Sie ist eine Schlange.

と言えます。(ドラマの見過ぎですね・・・苦笑)

 

 

4)メス山羊 die Zicke

 

日常会話でわざわざ「メス山羊」なんていう単語を用いることは滅多にないのですが、ドイツ人は人に対しよく使います。Die Zickeもdie Schlange同様、女性名詞なので、女性に宛てられた悪口になります。

 

Die Zicke=わがままを言ったり、小さなことで不機嫌になりやすいタイプの人を指します。

 

Sie ist manchmal eine Zicke.

 

また、Zickeの形容詞もあります。形容詞なら男性にも使えます。

Er ist heute zickig.

 

Nr.32  「え、本当?」びっくりした時の一言


不意に驚く瞬間に言い放つ「え、本当?」、「マジで?」をドイツ語で言ってみましょう。

ドイツ語には色々な反応の仕方があるのです!


まず、定番なのが


Wirklich? もしくは Echt? 

どちらも「本当に?」という意味です。


Ach, wirklich?と初めにAchを付けるのも良いです。Achは日本語の「ああ」に似たあいづちだと思ってください。


何かを疑う・ちょっと信じられない時には

Ernsthaft? と問うこともできます。

Ernsthaftは「真面目に、本気で」という意味です。この場合、「本気で言っているの?」という

意味合いで使います。


ちなみにバイエルン州ではくだらないこと・ばかげたことを聞いたときに

So ein Schmarrn!と返す人がいます。

Schmarrnはまさに「くだらない、ばかげたこと」です。

(注:料理のKaiserschmarrnとは無関係です。)

So ein Schmarrn!はつまり「なんてくだらないことなの!」という意味になります。

話題にもよりますが、これを怒りっぽく言う人もいますが、笑いながら言う人もいますので、

その際は落ち込まないでください(笑)

Nr.31  purを口語で使う


今回は読者の方からいただいた質問にお答えしたいと思います。皆さんも分からないドイツ語表現がありましたら、ぜひご連絡ください。返答に時間がかかるかもしれませんが、このコーナーで取り上げるかメールでお答えするかたちで悩みをできる限り解消できるように努めたいです。


さて、いただいたご質問の内容を要約いたしますと

Radfahren in Bayern ist Abwechslung pur

という文の青い部分の日本語訳を知りたいということです。


この文はを理解するためにはまず、purという形容詞の意味を確認しましょう。


purは通常、英語のpureと同じように、「純粋、ストレート」の意味を持ちます。

例)Der Ring ist aus purem Gold. (この指輪は純金でできています。)

Ich trinke den Whiskey pur. (私はウィスキーをストレートで飲みます。)


しかし、口語では「ただの、単なる、それ以外のものではない、~そのもの」という意味合いを持ちます。

上記の文を細かく訳してみましょう。


Radfahren=サイクリング

in Bayern=バイエルン州で

ist=は

Abwechslung=気分転換

pur=ただの、単なる、それ以外のものではない、~そのもの


→ バイエルン州でするサイクリングは気分転換そのものです。


これがこの文の日本語訳になります。


purの例文を他にも挙げますね。

Yoga am Wochenende ist Entspannung pur.

(週末に行うヨガはリラックスそのものです。)


Ein Umzug ohne die Umzugsfirma ist Stress pur

(引っ越し業者なしの引っ越しはただのストレスです。)


形容詞(pur)が名詞(Abwechslung, Entspannung, Stress)の後に続くのは珍しいと思う方。

purはもちろん他の形容詞のように名詞の前に置いても構いません。ただ語尾変化を忘れずに!


例)Dass ich meiner Freundin in Rom begegnet bin, war ein purer Zufall.

(私がローマで友達に出会ったのは、ただの偶然でした。)


Sie hat aus purer Neugier das Tagebuch ihrer Mutter gelesen.

(彼女は単なる好奇心でお母さんの日記を読みました。)

 



Nr.30  ソーセージを使ったおもしろ表現


みなさんはEs geht um die Wurst!という文を聞いたことがありますか?


Es geht um...は「~が問題・重要である」という意味です。ドイツ語会話には頻繁に出てきます。

例えば、

Aさん:Warum lernst du Yoga? (あなたはなぜヨガを習っているのですか?)

Bさん:Es geht um Entspannung.(リラックスのためです。/リラックスが重要だからです。)

という風に使います。


しかし、Es geht um die Wurst!ではdie Wurst (ソーセージ)が重要ということになります。

これは比喩表現であり、大事な決着をつけるや勝負に出る時に言うのです。


例えば、

Morgen haben wir ein Meeting mit unserem Potenzialkunden. Es geht um die Wurst!

(明日は見込み客とのミーティングがある。(契約を結ぶための)大事な勝負だ!


この場合、勝負とは契約を意味します。


決着はソーセージでつける?実はこれにはおもしろい歴史が関わっています。

昔、地域のお祭りで競技があった時、ソーセージが賞品だったことが由来なのです。ソーセージは田舎では高価な商品だったので、そのまま比喩表現として現代にまで残ったわけです。

Nr.29  ドイツ人が使うフランス語


ドイツ人が英語をドイツ語風に言い換えることは6回目の講座で取り上げました。

今回はドイツ語会話に含まれるフランス語について説明します。フランス語の場合は英語と異なり、ドイツ語化されずそのまま使われるのが特徴的です。


1)「ありがとう」を言い換える

日本人でも知っているフランス語のMerci(メルシー)はドイツ人もDanke(ダンケ)の代わりに使います。 


2)「少しずつ」を言い換える

少しずつはドイツ語で

Stück für Stück     *das Stück=(全体に対する)部分

また

allmählich  

とも言います。


フランス語ではpeu à peu(ピュー・ア・ピュー)。

*peu=少し。àは「~に、~で」を表す前置詞。    

peu à peuは日常会話でこのように使われます。


Wir werden das Haus peu à peu renovieren.

(私たちは家を少しずつ改装していきます。)


文の解説:

Wir=私たち

werden~renovieren=werdenが付くことで「改装する」(renovieren)の未来形になります。

das Haus=家


3)à laを加える

「~風に、~流に」という意味で名詞の前にà la(ア・ラ)を付けることがあります。


der Kuchen à la Oma(おばあちゃん流のケーキ)

*der Kuchen=ケーキ、die Oma=おばあちゃん


また、日本語でも言う

ア・ラ・カルト(à la carte)とア・ラ・モード(à la mode)もドイツで言います。

意味も同じで、それぞれ「(メニューの)一品料理」と「流行、モダン」を指します。

 

Nr.28  ストレスを使った表現 Ich habe Stress./Mach dir keinen Stress.

 

現代社会でよく使うようになった言葉といえば「ストレス」。ドイツ語でストレスはder Stress

といいます。(Stの読み方は「スト」ではなく、「シュト」)

 

ドイツ語のストレスは日常生活の少し落ち着きがない場面で使われることが多く、日本語のストレスよりも多用されているような気がします。

 

例えば、職場でもんもんとしながら大量の書類の整理をしている最中に、家族から電話がきた時に

 

Ich habe gerade Stress. Ich rufe dich später zurück." 

(今、忙しいんだ。後でかけ直すよ。)

 

と言い、電話を切る。

また、友人宅に招待された時に、飲み物について聞かれ「普通の紅茶」を頼んだのに、親切な友人がタンスから様々な種類の紅茶を引っ張りだそうとしている時に

 

"Du musst nicht suchen. Mach dir keinen Stress.

(探さなくていいよ。どうぞお構いなく。)

 

と言います。

 

1つ目の例 Ich habe gerade Stress. は「私は今(=gerade)ストレスを抱えている」という直訳になります。Ich bin im Stress.(=私はストレスの中にいる)と言い換えることも可能です。しかし、日本語に訳すと真剣なストレスに聞こえてしまうので、「今、忙しいんだ。」と理解した方がしっくり来ると思います。

この文はもちろん、頭がいっぱいいっぱいで本当にストレスがある事態でも言える文ですが、ドイツ人は些細な面倒があるときにも使うわけです。

 

そして2つ目の例に登場する Mach dir keinen Stress. は直訳では「ストレスを作らないで(抱えないで)」という頼みの一言です。相手が自分のために面倒なことをしようとしている時に気遣って言う表現です。

お茶のことで日本語で「ストレスを抱えないで」なんて言ったら大げさに聞こえますけれど、ドイツ語のストレスは病的な意味のみを含まず、「手間」や「面倒」と捉えることもできるのです。

 

※余談ですが動詞はstressen、形容詞はstressigになります。

Nr.27  ギリシャ語から生まれた表現 das A und O

 

”Das ist das A und O." (=これはAとOです。)

とドイツ人に言われたことはありますか?

 

例えば

”Wortschatz ist das A und O für das Lernen einer Fremdsprache."

(語彙(力)は外国語を学ぶためのAとOです。)

 

AとOとは何のことでしょうか?初めて聞いた時には誰もが首をかしげるかと思います。

Aは始まり、Oは終わりを指し、つまり全体を意味します。

全体とは物事の核であり、最も重要なこと。

上記の文は「語彙(力)は外国語を学ぶために最も重要です。」という意味なのです。

 

「始まりから終わり」を指すにはAとZである必要がないのかと疑問を抱く方。

実はこの表現はギリシャ語のアルファベットに基づいているのです!

ギリシャ語でアルファベットの始めりはA(アルファ)、終わりはZではなくΩ(オメガ)。

この表現はキリスト教を通じて、ギリシャ語からドイツ語に「輸入」され、今日では

日常的な様々な場面で用いられています。

 

Das A und O beim Abnehmen ist die Ernährung mit viel Gemüse."

(ダイエットの基本は野菜が多い食生活です。)

das Abnehmen=痩せること。ダイエット。(die Diätも可。)

die Ernährung=食物。食生活。

das Gemüse=野菜

 

"Kommunikationsfähigkeit ist das A und O in dieser Branche."

(コミュニケーション能力はこの業界で最も重要なことです。)

die Kommunikationsfähigkeit=コミュニケーション能力

die Branche=業界。部門。

 

Nr.26 別れ際に言うIch wünsch dir was.

 

皆さんはお友達とドイツ語でお別れのあいさつをする時になんと言いますか?

Tschüss.(バイバイ)

Bis bald.(またね)

Mach's gut. (元気でね)

 

など言い方は色々あるでしょう。

 

Ich wünsch dir was.

 

という表現を聞いたことはありますか?直訳は「君に何かを願います」です。

 

Ich wünsch → 「wünschen」(=願う、祈る)の単数形一人称。通常は"ich wünsche"が正しいですが、会話では語尾の"e"を取ることが度々あります。この表現ではいつも”wünsch”と言います。

dir → 人称代名詞duの3格。「君に、君にとって」の意。動詞wünschenにはdir(君に)やmir(私に)を使います!

was. → この文では「何」ではなく、「何か」の意味。

 

この文が伝えたいメッセージは「あなたの幸運・成功などを願っています。」ということです。大げさに聞こえるせいか、ドイツ語では抽象的に"was"(何か)で文を終わらせます。普通のあいさつと違って、この表現はロマンチックに聞こえませんか?(笑)大切な人達との別れ際にぜひ使ってみてください。

ちなみに、逆に言われた時は特に何も答えなくて良いです。”Danke."(ありがとう)と返すこともできますが、挨拶の決まり文句なので流しても失礼ではありません。

Nr.25  気分が高揚する時に使えるplatzen

 

皆さんはplatzenの意味を知っていますか?通常、「破裂する、裂ける」ことを差し、風船が「割れた」、もしくは計画が「だめになった」と言う時に使う単語です。しかし、platzenは人の気分が上がっている時にも使える単語です。

 

例えば、19回目の裏技講座では大爆笑する時の表現を学びましたね。Ich lach mich schlapp! 覚えていますか?おかしすぎて笑ってしまう状況の時に

 

Ich platze vor Lachen!

 

と言うこともできます。直訳は「笑いで破裂するよ!」です。

 

具体的に見てみましょう。

Ich platze → 私は破裂する。単数形一人称だからplatzeです。

vor → この前置詞は「前の・へ」を指すことが多いですが、「~のあまり」という原因を明かす前置詞でもあります。vorが「~のあまり」として用いられる時は後に続く名詞は無冠詞になります。

Lachen. → 動詞のlachenではなく、大文字で始まるから名詞の「笑い」です。

 

また、

 

Ich platze vor Neugier.

 

といえば、Neugier=好奇心ですから、好奇心に満ち溢れていることを意味します。例えば、誕生日にどんなプレゼントをもらうか待ちきれない子供の心情にぴったりな一言です(笑)

 

Ich platze vor Aufregung.

 

これはAufregung=興奮ですから、興奮しすぎて気がおかしくなりそうな状態ですね。大人数の前で演説する際などに使える表現です。

Nr.24 DuSie の使い分け

 

ドイツ語を学ぶ際に楽な点といえば、敬語が簡単なこと!日本語の尊敬語・謙譲語・丁寧語は日本語を学ぶ人達にとって、時には日本人でもわけが分からなくなるほど複雑なのに対し、ドイツ語の敬語はとてもシンプルです。

 

例えば

Wie heißt du?(お名前はなんですか?)

を敬語で言うと、

 

Wie heißen Sie?

 

になります。主語の「あなた」がduからSie(Sはいつも大文字!)に変化し、述語はheißtから不定形と同じheißenに。敬語はいつも主語がSie、述語は不定形のままです。

※「彼らたち」を意味する複数形3人称もsieですが、小文字で書くので、意味を混合しないでくださいね。

 

ちなみにduを使う相手はファーストネームでも呼びます。Sieを使う相手は男性ならHerr+名字、女性ならFrau+名字で呼びます。博士号を取得している方はDoktor+名字、教授ならProfessor+名字と呼んだ方が無難でしょう。

 

それでは一体どのような時に du または Sie を用いればよいのでしょうか?

Duを使うことはduzen、Sieを使うことはsiezenと言います。

 

フランクにdu(君、あなた)と言える相手/シチュエーション:

・友人同士

・学校や大学の同級生(年齢など関係なく、初対面からduでOK!)

・飲み会などで初めて知り合った、同世代の人(基本的に誕生日パーティーなど、プライべートで知り合う人には年齢の大差がないかぎり、duで大丈夫です。)

・常連になったレストラン等のスタッフ(顔見知りになり、軽い会話をする仲ならduと呼びかけても失礼ではありません。)

・相手にduと言われた時(たまに販売員などがduzenすることがあります。)

 

丁寧にSieを使う相手/シチュエーション:

・学校の先生、大学教授

・お年寄り

・(初めて会う)目上の人

・役所、事務所、お店などの従業員

 

ドイツの職場では同僚や業務提携している企業の仲間ともduzenすることが多いです。しかし、初日からduは失礼にあたります。相手が

 

Bei uns wird es geduzt.(ここではduzenするのだよ。)

Lasst uns duzen.(Duzenしようよ。)

Sie können/Du kannst mich duzen.(Duzenして良いですよ。)

 

と言ってきたら、快くduの会話を始めましょう。

 

また、企業によっては社員からsiezenされる重役もいますので、初めて連絡を取る際は周りに

 

Darf man ihn/sie duzen? (彼・彼女のことをduzenしてもよいですか?)

 

と確認することを勧めます。

Nr.23  Mach dir keinen Kopf!

 

悩みを抱えている人に、励みになる一言を伝えたい時ってありますよね。

 

Mach dir keinen Kopf!

 

「考えすぎないで!」と言う意味ですが、「心配しないで」、「気楽に行こう」などの意味合いを持ちます。sich keinen Kopf machenという成句を命令化した文です。

 

sich keinen Kopf machen

sich → 自分自身を・に(再帰代名詞)

keinen → (一つも・一人も)~ない(名詞の前につく否定形)

Kopf → 頭。男性名詞der Kopf。

machen → 作る・する(色々な意味で使われます。)

 

まとめると「自分で頭を作らない」ということになります。つまり、考えすぎない、ということです。

 

命令形で「~しないで」と言いたい時は動詞を一番前に持っていき、不定形の語尾enを消します。

machen → mach

 

「あなた」に対して言うから

sichはdirに変化。

 

そしてkeinen Kopfと続くのです。

 

Mach dir keinen Kopf!

 

文の構成は難しいですが、短文です(笑)日常会話でよく聞くので、ぜひ活用してみてください!

Nr.22  好きな人に対して言う愛称

 

恋人や子供を呼ぶ時に、名前ではなく特定の愛称を聞いたことはありますか?。愛称の種類は言語によって異なり、英語では「ハニー」と言っても、ドイツ語の蜂蜜(Honig)は愛称として使われません。今回はドイツ語の様々な愛称のお勉強です。

 

まず、定番の表現は (der) Liebling(リーブリング)です。英語の「ダーリン」に相当します。愛しい人、という意味ですね。冠詞はderで男性名詞ですが、男性が女性に”mein Liebling"(マイン・リーブリング=私のダーリン)と言ってもおかしくありません。

 

次によく聞く言葉はder) Schatz(シャッツ)。本来、宝を指しますが、愛する人は宝のように大切という思いを込めて、愛称にもなりました(笑)

 

おもしろいことに動物名も愛称として用いられます。

(die) Maus(マウス=ねずみ)

(der) Hase(ハーゼ=うさぎ)

 

相手をかわいらしく呼びたい時、名前にleinchenを付けることもできます。

leinとchenは人や物を小さく、かわいらしく表現したい時に語尾につけます。

日本語の「ちゃん」と似ていますね。

 

女性名の例:

Nadine(ナディン)→ Nadinchen(ナディンヒェン)

 

男性名の例:

Florian(フローリアン)→ Florilein(フローリライン)

 

ドイツ人のカップルや親子は日常的に愛称を使います。相手を名前で呼ばなくても、驚かないでくださいね☆

 

Nr.21  Das ist der Renner!

 

ドイツに暮らしていると日本の流行について聞かれることが度々あります。パズドラ、AKB48、ジブリの「風立ちぬ」など様々なトレンドが思い浮かびます。これをドイツ語で伝える場合、このように表現します。

 

Der Film "Kaze tachinu" ist der Renner.(=映画「風立ちぬ」が流行です。)

 

Der Rennerは動詞rennen(走る)から成り立っている名詞です。走る人も指しますが、ドイツ語ではよく「ヒット商品、流行」という意味で使われます。

(ちなみにder Rennerはマラソン選手などを指しません。プロのランナーはder Läuferと言います。)

 

また、der Rennerの他に英語を用いることもあります。

der Hit

der Bestseller

 

Der Bestsellerは商品に関してのみいいます。映画や音楽には合いません。

 

この他によくドイツ語のポップ音楽に関してder Schlagerといいます。アメリカなどのヒット曲に関しては使わないので、注意してください。時々、音楽以外のものにも用いられます。

 

例文:

"99 Luftballons" von Nena war ein Schlager in den 80er Jahren.

(=ネーナの「ロックバルーンは99」は80年代のヒット曲だった。)

 

"99 Luftballons" von Nena →曲名には””を付けます。vonは「~の」を意味する前置詞。)

war →sein(~である)の単数形一人称binの過去形。

ein Schlager →ein=ひとつ、この場合は一曲。

in den 80er Jahren. →数字にerをつけると「~代」という意味になります。この場合は80代です。年代のことを言っているのが分かるように後にJahre(das Jahr=年の複数形はdie Jahre)を付けます(80er Jahre=80年代)。

更に「80年代の」と伝えたいから、前置詞inを前に置く必要があります。「~の、に」を表すinは3格支配。複数形(Jahre)の冠詞はdieではなく、denに変わり、Jahreの語尾にはnが付き、Jahrenになります。

 

年代の説明は細かいですが、ご理解できましたか?話し言葉ではよくJahrenを削って、80erと言います。90年代は90er、2000年代は2000erになります。

 

年代の書き方・読み方:

80er achtziger

90er neunziger

2000er zweitausender

Nr. 20  Ich habe Lampenfieber.

 

皆さんはどのような時に緊張をしてあがりますか?

職業によるでしょうが、大抵の方は学校や会社でプレゼンテーションやグループの前でお話をする事を経験したことがあると思います。その瞬間、全員が自分の方を向いて、突然脚光を浴びますね。心臓の鼓動が早くなり、汗が出るドキドキ感。この感覚をドイツ語で

 

das Lampenfieber

 

とよびます。

Die Lampe(電灯、ランプ)とdas Fieber(熱)がつながった単語です。2つの単語がつながると後に付く単語の冠詞を用いるので、Lampenfieberの冠詞はdasになります。

緊張してあがることを「スポットライトを浴びて、熱が出る」状態に言い換えているのですね。

 

文にして言うと、

Ich habe Lampenfieber.

になります。Haben(持つ。ich habe=私は持っている)を使った簡単な文です。

 

逆に、大勢の観客の前で歌うことに慣れている歌手が「私は人前ではあがりません。」と言いないのなら、こう言います。

 

Ich habe kein Lampenfieber.

 

Keinは名詞に付く否定形です。

Nr. 19 Ich lach mich schlapp!

 

おもしろすぎる出来事に遭遇した時やおかしな話を聞いた時に

 

Ich lach mich schlapp!(=大爆笑するよ!)

 

と言いながら爆笑するドイツ人がいます。これは動詞のlachen(笑う)を使った成句です。

ただ笑うのではなく、大笑いすることを

 

sich schlapplachen

 

と言います。sich は「自分自身を(に)」を意味する再帰代名詞です。schlappは「ぐったりした、疲れきった」という形容詞です。

 

schlapp+lachen = 疲れきった+笑う →大笑いする

 

形容詞と動詞がくっつき、新たな動詞を成立しているということです。

ただし、文中で使う際は下記のように単語を分解します。

 

Ich lach mich schlapp!

 

lachenの単数形一人称はich lacheですが、話し言葉ではよく最後のeを発音しないので、こちらでもich lachと記載しました。

 

同じ意味を持つ別の単語はsich kaputtlachenです。

 

Kaputtもschlapp同様「疲れきった」という意味の形容詞です。また、物が壊れた時にも使う単語ですね。

Kaputtlachenを用いて

Ich lach mich kaputt!

とも言えます。

 

また、縁起はよくないですが日本語で「死ぬほど笑う」と言うように、ドイツ語でも

Ich lach mich tot.

と言います。totは「死んでいる」という形容詞です。

 

皆さんは最近、大笑いしましたか?

Nr.18  Dem Nachbar aus dem Weg gehen

 

噂好きな隣人、怖い犬、機嫌が悪い上司ー苦手な人や動物になるべく出会わないように避ける行為を取ることはきっと誰でもありますよね?この状況をドイツ語では

 

Ich gehe dem Nachbar/ dem Hund / dem Chef aus dem Weg.

 

といいます。aus dem Weg gehen(直訳:道から外れる)は「避ける」という言い回しです。

例文を細かくみてみましょう。

 

Ich gehe → gehen(行く)の単数形1人称(ich)。

dem Nachbar → 隣人を。der Nachbarの3格で、demに変化。

dem Hund → 犬を。der Hundの3格で、demに変化。

dem Chef → 上司を。der Chefの3格で、demに変化。

aus dem Weg. → ausは「~から」という副詞で3格支配です。Weg(道)の冠詞はderなので、dem Wegと変化します。

Nr.17   Ich verstehe nur Bahnhof.

 

上記の文を初めて聞いた時は誰もが「え?何言っているの?」と困惑してしまうと思います。それもそのはず、この文の直訳は「私は駅しか分かりません。」ですから。しかし、駅とは何の関係もなく、物事を理解できない時や聞き取れない時に言うことわざなのです。

 

例えば、騒音のせいで相手の声が聞こえない場合。

 

Sorry, aber ich verstehe nur Bahnhof!

(=ごめん、でも全く聞こえない!)

 

Sorry → ドイツ人も会話でソーリーは使います。

aber → でも

ich verstehe → verstehen(理解する、分かる)の単数形1人称。

nur → ~だけ

Bahnhof. → 駅

 

ところで、なぜ理解不能なことを駅で表すようになったのでしょうか?一説によるとこの表現は第一次世界大戦中に兵士の間で流行ったと言われています。戦場へ行かなければならない兵士にとって、戻ってくる場所はまず、故郷の駅でした。駅以外に帰る場所は考えられない、という固い信念があったため、自分が考える範囲外のことは理解できない、という意味合いで"Ich verstehe nur Bahnhof."と言うようになったそうです。

 

また、自分の専門でない話をされて、何も分からない時にも使えます。

 

Ich verstehe nur Bahnhof, wenn du Fachchinesisch sprichst.

(=専門的な内容を話されたら、何も分からないよ!)

 

この文はwenn(~するときに)で繋がれています。後半に現れるFachchinesischもおもしろい単語です。Das Fach(専門分野)とdas Chinesisch(中国語)がくっついて、「素人には理解できない言葉や専門用語」を意味します。多くのドイツ人にとって中国語は難しい言語なので、そう言うようになったのでしょうね。

 

wenn → ~するときに

du → 君、あなた

Fachchinesisch → 素人には理解できない言葉や専門用語

sprichst → sprechen(話す)の単数形2人称。

Nr.16 Lasst uns unter vier Augen sprechen.

 

公ではなく、信頼できる人としか話せないことは誰にでもありますよね。例えば、上司に相談したいことがあり、「二人きりで話せませんか?」と聞くとします。ドイツ語で「二人きり」は"zu zweit"。しかし、比喩的に"unter vier Augen"と言えることもでき、実際この表現は日常会話で多用されています。

 

unter vier Augen4つの目のもとで(直訳)

 

unter → 「下に、で」という意味の前置詞。普段は場所を示しますが、条件や事情を説明する時にも「~のもとで」という解釈で使われます。

vier Augen → vier は数字の4。Augenはdie Auge(目)の複数形。

 

目が4つあるわけだから、「2人きりで」という意味になるのです。

 

そこで「二人きりで話しましょう」と言うならば、ドイツ語訳はこうなります。

 

Lasst uns unter vier Augen sprechen.

 

Lasst uns → 英語のLet's(レッツ)と同意。Lasst uns+不定詞=~しましょう。

unter vier Augen → 二人きりで

sprechen. → 「話す」の不定詞。

 

「二人きりで話しませんか?」と質問する時は、こう聞いてください。

 

Können wir unter vier Augen sprechen?

 

Können → 「できる」。一人称の複数形(wir)に付く動詞は不定詞と変わりません。

wir → 私たち。

以下、上記同様。

Nr.15  Ich bin am Ende.

 

きついスポーツ、勉強や仕事を終え、疲労感を覚えた時に皆様はなんて言いますか?「疲れた~」、「もう無理!」など訴え方は色々ありますね。ドイツ語ではこう表現することができます。

 

Ich bin am Ende!

 

Endeは中性名詞das Endeで「終わり、最後」という意味です。その前に前置詞amが付いています。これはanとdemがくっつき、amになったものです。

an+3格は「~に、~で」という意味です。場所を表す時に用います。

das Ende の3格はdem Endeなので、an dem Ende → am Ende になるわけです

 

Ich bin am Ende.=私は終わりにいる。

と直訳できます。肉体、もしくは精神の限界にいる状態を示します。

 

他に

Ich bin kaputt.

という言い回しもあります。

kaputtは「壊れた、故障した」という意味の形容詞です。

 

皆様は疲労困憊しないように気を付けてくださいね!

Nr.14  功績を称える動詞 verdienen

 

東京が2020年度の夏季オリンピック開催地に選ばれましたね!多くの方が喜ばれていることと思います。そこで今回は功績を称える表現を紹介します!verdienen(フェルディーネン)という動詞は第一に「稼ぐ、儲ける」という意味を持ちます。しかし、

 

Tokio hat verdient, die Olympiastadt zu werden.

(東京がオリンピック開催都市になることは然るべきだった。)

 

と言うと、verdienenは「(称賛などに)値する、~を受けて当然である」という意味合いになるのです。例文を具体的に見ていきましょう。

 

Tokio → ドイツ語で東京はTokyoではなく、Tokioと綴ります。

hat verdient → verdienenの現在完了形。3人称だからhat

die Olympiastadt → オリンピック開催都市。

zu werden → zu+不定詞は「~すること」。werdenは「~になる」という意味だから、合わせて「なること」。

 

もう一つ例文を挙げましょう。

Dieser Sportler verdient die Goldmedaille.

(このスポーツ選手は金メダルを取って当然だ。)

Dieser Sportler → Dieserは「この」。Sportler(スポーツ選手)は男性名詞(der)だから、dieserと最後にrが付く。

verdient → verdienenの3人称。

die Goldmedaille. → 金メダル。「~を得て当然」と言うのだから、4格の名詞が必要。Goldmedailleは女性名詞(die)。女性名詞の4格は1格と変わらずdieのまま。

 

また、verdienenの3人称verdientは形容詞にもなります。その場合、名詞の前に着きます。

例文:

Der Sieg ist eine verdiente Leistung.

(勝利は実力どおりの成果だ。)

Der Sieg → 勝利。

ist → sein(「~である」)の3人称。

eine verdiente Leistung. → Leistung(成果、業績)は女性名詞(die)なので、eine verdienteと語尾にeが付く。eineは「一つ」、verdienteは「(賞賛などが)当然の、(成績が)実力どおりの」という意味。

Nr.13  Ich bin auf 180.

 

ドイツ人が怒っている時に

"Ich bin auf 180!"(180=hundertachtzig)

と聞いたことはございませんか?「私は激怒しています!」という意味合いの成句です。180は脈拍数を指します。大人の場合、脈拍数の一般的な正常値は50~90なので、180とは「ありえない興奮」を示しています。それで逆上している時にこう表現するのです。

 

怒りを表す他の言い方:

・Ich bin sehr sauer/wütend.

どちらもストレートに「怒っている」という意味の形容詞。文語ではwütendのみを使いましょう。

 

・Mir platzt der Kragen.

日本語で例えるなら「堪忍袋の緒が切れる」ことです。一語ずつ見ていくと

Mir → Ichの3格。英語のmeと同意。

platzt → platzen(=破裂する)の3人称。

der Kragen → 通常、襟を意味します。この場合は首を指します。

まとめると「首が破裂する」と理解でき、我慢ができないほど激怒しているということになります。

 

Nr.12  Spaßvogel, Pechvogel, Lockvogel 人を鳥に例える表現

 

ドイツ語には動物名を含んだおもしろ単語がたくさん存在します。今回はder Vogel(鳥)を使った単語を教えましょう。

 

1.der Spaßvogel

Vogelの前に付いているder Spaßは「楽しみ」という意味です。「冗談」という捉え方もあります。Der Spaßvogelはふざけたことをする人、ひょうきん者です。もちろん鳥ではなく、人を指します(笑)!(この場合はder Spaßの2番目の意味が当てはまります。)

 

2.der Pechvogel

Das Pechは不運という意味です。不運の鳥=運が悪い人ということです。ついていない時にドイツ人は”Ich bin so ein Pechvogel!"(私はなんて運がないのだ!)と地団駄踏みます。

 

3.der Lockvogel

Vogelの前に付いているLockはlocken(おびき寄せる、誘う)という動詞から来ています。Lockvogelは刑事ドラマなどに登場するおとりを指します。

 

Nr. 11  Ich habe Schmetterlinge im Bauch.

 

人は誰でも恋をしますよね。「恋をしている」、「恋に落ちる」など日本語では様々な表現があります。ドイツ人は恋をしていて、幸せが気持ちを

 

Ich habe Schmetterlinge im Bauch.

 

と表現します。

直訳は「私はお腹の中に蝶を飼っています。」

Ich habe → 後に生き物が続くので、この場合は「私は持っている」より「飼っている」と訳すのが適当でしょう。

Schmetterlinge → der Schmetterling(蝶)の複数形。

im Bauch. → der Bauch=お腹。「お腹の中に」というために、前置詞inを用います。「~の中に」(場所)を意味するinは3格支配です。それでinとBauchの間に入る冠詞はdemに変わります。in demはimと省略されるため、im Bauchになります。

 

かわいらしい慣用句だと思いませんか?それとも不気味に聞こえますか?(笑)

恋をしていることを率直に伝えたい場合は

Ich bin verliebt. (verliebt=[形]恋をしている)

と言いましょう!

Nr.10   So ein Schmarrn!

 

ドイツ人は話し言葉でくだらないことをder Schmarrn(シュマルン。Schmarrenと書くこともある。)と言います。Der Unsinn(=ばかげたこと、くだらないこと)に値する単語です。例えば最近、ドイツでは政治家の学歴詐称が次々と公になっています。この問題に対し、

 

”So ein Schmarrn! Warum hat man es nicht früher erkannt?"

(なんて馬鹿げたことだ!なぜ早く(詐称に)気が付かなかったのだ?)

 

と批判する際にSo ein Schmarrn!(=なんて馬鹿げたことだ、くだらない!)と怒りを表せます。

 

So ein Schmarrn!は批判だけでなく、笑い話にも使えます。例えば語学学校のクラスに寒いギャグを連呼する生徒がいるとしましょう。その生徒に対し、

"So ein Schmarrn! Du sagst wieder einen blöden Witz."

(なんてくだらない!君はまた馬鹿げたジョークを言っている。)

と呆れながら言うこともできます。

 

皆さんの身の回りにもSchmarrnだと思えることはありませんか?

Nr.9 Das gehört sich nicht.

 

靴を履いたままイスに登ろうとする子供、遅刻が多い友達、電車で大音量の音楽を聴いている人。ある言動が気に入らず、一言申し上げたい時に使える便利な文は

 

Das gehört sich nicht.

 

gehörenだけでは「~のものである」という意味ですが、 sichが付くと「~にふさわしい、適している」という意味に変わります。上記の文の和訳は「これはふさわしくない」です。

Das → これ

gehört sich → 「ふさわしい、適している」の3人称。

nicht. → 否定「~ない」を示す副詞。英語のnotにあたります。

 

"Das ist unhöflich."(「これは失礼ですよ」)と直球で言わないところにドイツ人の言葉の選び方を感じませんか?

Nr.8 alter Schwede

 

alter Schwede=年とったスウェーデン人

alt → 年とった、古い

Schwede → (男性の)スウェーデン人

 

さて、この表現はどういう時に使うでしょう?

使い方は2通りあります。

1.驚いた時

例えば、秋に開催されるミュンヘンのビール祭り(オクトーバーフェスト)で周りのドイツ人男性が1リットルのビールを何杯も飲んでいるのを見て"Alter Schwede!"と表現できます。これは特定の人物に向かって言うのではなく、驚いた事柄を指しています。「こりゃ、驚いた!」というような意味です。

 

2.仲良しの友人に向かって

付き合いが長く、仲が良い友達に対してドイツ人は"alter Freund"(旧友)と言うことがあります。

Alter Schwedeも同じ意味で用いられます。

 

ところでなぜスウェーデン人が登場するのか気になりませんか?実はこの言い回しの歴史は17世紀にさかのぼります。17世紀半ばに起きた三十年戦争後にドイツにスウェーデン兵が残り、プロイセン軍(北ドイツ)の戦闘力の発達に貢献したことが背景にあります。プロイセンとスウェーデンの交友関係がその後国籍関係なく用いられるようになったわけです。

Alter Schwedeの一番目の意味については良い解釈を見つけられませんでした。なにか分かれば、またの機会に発表いたします。

 

Nr. 7 das Sahnehäubchen

 

皆様はドイツ語でホットチョコレートなどにのっている絞たて生クリームのことをなんて言うかご存じですか?Die Sahne(生クリーム)と簡単に言うことももちろんできますが、絞り袋から綺麗に曲線を描いて出た生クリームのことをドイツ語ではdas Sahnehäubchen(ザーネホイブヒェン)と言います。そしてケーキやドリンクの最後にかける嬉しいサプライズdas Sahnehäubchenは比喩としても使用されてます。

 

例文:

Die Goldmedaille war das Sahnehäubchen ihrer Karriere.

(金メダルは彼女のキャリアのクライマックスだった。)

具体的に見ていきましょう。

Die Goldmedaille → 金メダル

war → istsein「~である」の3人称)の過去形。

das Sahnehäubchen → クライマックス、頂点の意味。

ihrer Karriere. → ihrerは「彼女の」を意味します。語尾にrが付くのはKarriereが女性名詞で、2格になるからです。(冠詞die2格はder。それでihrerなります。)

 

人生やある出来事のクライマックスのことをdas Sahnehäubchenに例えているわけです。非常にかわいらしい表現ですね。

 

最後にもう一つ例文をあげましょう。

Die Schlossbesichtigung ist das Sahnehäubchen dieser Tour.

(お城見学がこのツアーのクライマックスです。)

Die Schlossbesichtigung → Schlossはお城、Besichtigungは見学。2つの単語がつながる時は後方の単語の冠詞を用います。Besichtigungは女性名詞なので、die Schlossbesichtigungとなります。

ist → sein「~である」の3人称。現在形。

das Sahnehäubchen

dieser Tour. → dieserは「この」を意味します。前記の例文同様、Tourは女性名詞なのでdieserと語尾にrが付きます。Tourはツアーを指します。

Nr.6 英語化したドイツ語 shoppen, chillen, downloaden

 

日本語と英語を合わせ、日本式に新たな言葉を作るとそれを「ジャングリッシュ」(Jenglish)と言いますね。Japanese Englishとjangle(英語で「騒々しい音を出す」の意味。)が合わさった造語です。実はドイツ語にも独自のジャングリッシュがあります。

ドイツ流の英語の使い方はいたって簡単。英語の動詞にenを付け、ドイツ語化します。

例えばドイツ人がよく使う単語は

shoppen (shop+en。ドイツ語風にpを一つ増やし、「ショッペン」と発音します。)

chillen (英語でくつろぐ意味のchill outから来ています。発音は「チッレン」。)

 

shoppenの意味は買い物をする。正しいドイツ語で言うならばeinkaufenに相当します。

chillenの意味は英語と同じでくつごくこと。類語はsich entspannenですね。

このようにドイツ語に値する言葉があるものの、会話では英語風に話す人がたくさんいます。

 

コンピューター用語も英語化して使うことが多いですね。

ダウンロードする

download+en → downloaden

(正しいドイツ語ではherunterladen)

 

これらのドイツ語英語は規則的に変化します。

ich shoppe

du shoppst

er/sie/es shoppt

wir shoppen

ihr shoppt

sie shoppen

 

正しいドイツ語か、英語化したドイツ語を使うかは個人の自由でしょう。ドイツ語英語をおもしろいと思う方はぜひ日常会話で活用してみてください。

 

Nr.5 Das ist 08/15.

 

ある場面を想像してみて下さい。旅行会社に勤めるAさんが上司に新しいキャンペーンの企画書を渡しました。数枚ある企画書を一通り見た上司はため息をつき、一言放ちました。

„Deine Idee ist 08/15.“ (あなたのアイディアは08/15です。)

一体上司は何を言いたいのでしょうか?

 

「大したことがない」、「標準的」ということを伝えたい時にドイツ人は

“Das ist 08/15.“(これは08/15です。)

と言います。この言い回しには良し悪しがない、中立的な立場の「普通」よりもやや批判的な意味が込められています。読み方はNull Acht Fünfzehn0815です。

 

由来は第一次世界大戦でドイツ軍が初めて使ったマシンガンMG08/15から来ています。しかし、その武器が標準的でつまらないものの直喩になった理由は定かではありません。一説によると軍人たちは毎日MB08/15の練習をさせられ、その内容に飽きていたからだとか。

 

今ではマシンガンに詳しくない人でも多用する言葉となりました。単刀直入に「大したことないよ!つまらないよ!」と言えない時に使用できる便利な数字です(笑)

Nr.4   Ich habe alle Hände voll zu tun.

 

前回に続いて、今週も手に関する比喩表現をご紹介しましょう。忙しくて手がふさがっている状態をドイツ語では


alle Hände voll zu tun haben

 

と表します。文で言うと

 

Ich habe alle Hände voll zu tun.


直訳は「私は手いっぱいすることがたくさんあります。」分析すると

Ich habe→不定形のhaben(持つ、所有している)を一人称に変換。

alle Händealleは「全て」を意味する定冠詞。Händedie Hand(手)の複数形。複数形の冠詞はいつもdieなので、前に置く定冠詞もeで終わるalleとなります。

voll→「いっぱいの」を表す形容詞。第一回目の講座にも出た単語です。

zu tunzuの後には名詞をつけ、前置詞として使用することが多いですね。動詞と合わせるとhaben+zu+不定詞で「~しなければならない」という意味になります。この場合tun(する)がくっついているので、そのまま「しなければならない」という解釈になります。

 

他にもhaben+zu+不定詞の例文をあげてみましょう。

Ich habe noch zu arbeiten.(私はまだ仕事をしなければなりません。)

Haben+zu+arbeiten→仕事をしなければならない。arbeitenは「働く」です。

Nochは「まだ」という副詞です。

 

Habenを使わず、zu+不定詞のみ用いると「~すること」という意味になります。例えば、

Mein Traum ist, Arzt zu werden. (私の夢は医者になることです。)

Mein Traum→私の夢。Der Traum(夢)は男性名詞。

istSein(~である)の単数形三人称。

Arzt→医者。Der Arztは男性名詞ですが、この場合冠詞をつける必要はありません。

zu werdenwerden(~になる)。Zu がつくと「~になること」。

 

Zuの説明が長くなりましたが、皆様はなるべく多忙にならない夏をお過ごしください。

"Ich habe alle Hände voll zu tun."は連呼したくない表現ですね(苦笑)

Nr.3  die Hand ins Feuer legen

 

日本語に身体の一部を使った言い回しはたくさんあります。例えば手。「手を抜く」や「手のかかる」と言いますね。ドイツ語にも共通するところがあり、die Hand(手)を用いた比喩表現があります。例えば友達に偶然ある芸能人を見たことを伝え、信じてもらえない時に使える一言は

 

“Ich lege meine Hand ins Feuer.“

 

です。直訳は「私の手を火にあてます」。文の構成を細かく見てみましょう。

Ich lege →不定形のlegen(置く)を一人称に変換。

meine Hand →私の手。Handは女性名詞なので、meineになります。

ins Feuer →火は中性名詞でdas Feuerといいます。「~へ」を意味する前置詞inは4格支配。中性名詞の4格はdasのままです。In das を結合させてinsになります。

 

die Hand ins Feuer legen=(手を火にあてられるぐらい)確信している

 

という意味で使う表現です。事実を信じてもらいたい時に言います。具体的に何を確信しているか述べる際は前置詞für4格の名詞で補います。例えば

Für den Erfolg lege ich meine Hand ins Feuer.

der Erfolg=成功、4格支配だとden Erfolg。「私は成功を確信している」という解釈になります。

 

この表現は人にも使えます。例えば上司が部下を全面的に信頼しているなら

Für Thomas lege ich meine Hand ins Feuer. (=私はトーマスを信頼しきっています。)といえるでしょう。

Nr. 2  der Wahlberliner

 

転勤や留学などで引っ越しが多い今の時代では出生地と出身地が一致しないことがよくあります。出身地を聞かれ、「生まれは○○ですが、△△に住んでいました。今は□□在住です。」なんて自分が辿った移住歴を語る経験はありませんか?

 

自分の出身について話す時、ドイツ人は

Ich bin ein Wahlberliner. (私はWahlberlinerです。)

ということがあります。

 

Wahl(ヴァール)は選択を意味し、Berliner(ベルリーナー)はベルリン人ですね。要は「ベルリンに住むことを選択した人」です。ベルリンに長年住んでいて、故郷のように想っている人が使う言葉です。もちろん、他の都市に置き換えて

Wahlhamburger(in) (ヴァールハンブルガー)

Wahldüsseldorfer(in) (ヴァールデュッセルドルファー)

Wahlfrankfurter(in) (ヴァールフランクフルター)

Wahlmünchner(in) (ヴァールミュンヒュナー)

と言うことも可能です。

(*最後にinを付けると女性名詞に変化します。女性はinを付けて使いましょう。この場合、Ich bin eine Wahlberlinerin.となります。Wahlを取るとただの「~人」という意味です。)

 

こういう風に言えば、すぐに自分はベルリンで生まれていないけれど、長い間住んでいることが伝わります。長年と書きましたが、何年以上住んだらこの単語を使えるというルールはありません。今、住んでいる町をとても気に入っていて、永住したいような気持ちがあれば使用してもおかしくないです。皆様に心を寄せた都市はありますか?

Nr. 1   auf etwas Bock haben

 

Der Bockの意味を聞かれてまず思い浮かべるのは「雄ヤギ」や「跳馬」でしょうか。もう一つ、日常会話でよく使われる意味は「やる気」です。Der Bockdie Lustと同意語なのです。使い方も同じで、例えば

Was möchtest du heute machen?(あなたは今日、何をしたいですか?)と聞かれ、

Ich habe BockまたはLustauf das Kino. (私は映画館へ行きたいです。)と答えることができます。

 

auf etwas Bock haben=auf etwas Lust haben (~をする気がある)

 

もし、やる気満々の気持ちを伝えたいならBockの前にvoll totalviel をつけ加えましょう。

例:Ich habe voll Bock auf das Kino.(私はとても映画館へ行きたいです。)

 

やる気がない場合はnull(ゼロ)やkeinenが付きます。「null Bock」の方がやる気がゼロという意味ですから「keinen Bock」より強い否定、「全くやる気がない」と強調しているニュアンスがあります。

例:Ich habe null Bock auf das Kino.(私は映画館へ行く気が全くありません。)

 

いずれにせよ、Bockは口語で使われる単語です。正式な文書等を書く時にはLustを用いることをおすすめします。Voll total nullも口語で使用されます。

 

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